マイケル・ジャクソンのカラオケにのせ、「ひみつのアッコちゃん」を絶唱するスメリー
「もりまん」にサインをせがまれ、パンツにオメコマークを描く根本敬
暴れまくるクレージーSKBと観客。このあと棺桶がバラバラに破壊された
ダンサーとバックバンドをしたがえて、危ない詩を朗読する佐川一政

レポーター 池田栄

とんでもないオープニングの余韻を受けて、「たけしのだれでもピカソ」で有名なスメリーの登場。
マイケル・ジャクソンのカラオケにのせ、「サザエさん」や「ひみつのアッコちゃん」や「フーテンの寅さん」を絶唱する。これがおかしいのなんのって! 見た人にしかわかんないんだからこれが。
アカペラパンク猿(小川てつオ&児嶋ふさコ)は実験バカ音楽の先端を行っている。「作詞家と作曲家」というアドリブ曲では、作詞家が勝手に思いついた「ごんぎつね」とか「絹豆腐を3丁 ください」とかの言葉を作曲家がその場でリズムやメロディーをつけ、シャウトする。
欠場したモーリー・ロバートソンのかわりに現れたのは、吉本興業の下ネタアイドル「もりまん」だ。 しかもテレビではやれないヤバネタばっか。観客ともども盛り上がりすぎて、しまいにゃ下半身スッポンポン!
特殊漫画家根本敬は「さむくないかい」などのヴィデオ作家としても活躍している。ただでさえ過激なヴィデオの裏ネタをノーカットで上映してくれた。おまけに熱狂的な根本ファンだというもりまんのパンツにオメコマーク(まさにマン画)を描くというサービスまで見せてくれた。
パリ留学中にオランダ人女性を殺し、その肉を食べた佐川一政の朗読パフォーマンスは鬼気迫るものがあった。事件の内容を隠すどころか、あからさまに描写 する悪夢の詩だ。興奮した観客が佐川一政に飛びかかるというハプニングもあり、終わったときには手に汗をかいていた。
インディーズミュージック界のドン・クレージーSKBは、客にガソリンをかけて足を燃やしてしまったり、ステージで自分に灯油をかけて焼身自殺をはかったという。最前列の連中は一曲目からダイブしはじめるし、最後にクレージーがドラムに飛び込むころには乱闘状態だった。


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